大阪医療法人設立センター

＜社会医療法人とは＞

社会医療法人とは、医療計画に位置づけされた僻地医療、小児救急医療等を担うべき新たな医療法人類型です。

そして、社会医療法人となるため都道府県の認可が必要であり、平成１９年４月１日より施行されます。

では、かかる社会医療法人制度が創設されたのはなぜなのでしょうか？

これは、簡単にいうと、各自治体病院等の公的医療機関が赤字経営を続けており、もはや限界となってきているため、社会医療法人にその受け皿となってもらいたいからです。

つまり、従来僻地医療や救急医療といったいわゆる「公益的な」医療は公的医療機関が行ってきたが、それを公益を目的とした民間医療機関が代わって行うことにした、ということです。

いわば国立・公立病院の民営化といったところでしょうか。

この社会医療法人制度の創設により、国や自治体の財政悪化を食い止めつつ、公的医療サービスを受けられない事態を引き起こさないという効果が期待されています。

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